2026/08/04 18:15

一つの小さな動物が生まれるまで

愛媛県在住の夏木(かき)です。
今日は、一つの動物あみぐるみが完成するまでの工程と、制作で大切にしていることをご紹介します。

一つの動物あみぐるみが完成するまでに、約4時間の制作時間をかけています。


たくさんの小さなパーツを一つひとつ丁寧に編み、編み終えた後は鼻の刺繍を施します。 そして、頭や体のパーツをつなぎ合わせ、表情や全体のバランスを確認しながら仕上げていきます。

目の位置や顔の表情、耳や手足の角度を少しずつ調整することで、次第にその子だけの個性が生まれていきます。


あみぐるみは、ただ形を編むだけでは完成しません。

糸の質感、色の組み合わせ、色を置く位置。 パーツの大きさ、顔のバランス、小物の配置。

一つひとつの小さな選択が重なり合うことで、その子だけが持つ表情や雰囲気が生まれます。

同じ動物を作っても、少しの違いで印象は変わります。 かわいらしさや優しい表情、その子らしさを大切にしながら、全体のまとまりを見て仕上げています。

手編みの作品は、短時間でたくさん作ることはできません。 だからこそ、一つひとつの出会いを大切に、時間をかけて小さな動物たちを生み出しています。

糸から生まれる小さな存在が、手に取った方の日常にそっと寄り添えるように。 心を込めて、ではなく、細部までこだわりながら丁寧に制作しています。